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- 2019.07.29 Monday
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声良鶏(国指定天然記念物)は、高知の東天紅、新潟の唐丸と共に日本三長鳴鶏といわれ
鹿角地方が原産地とされていますが、現在 秋田・岩手・青森の北東北3県で広く飼育されて
います。毎年5月に「尾去沢かなやまアリーナ」を会場に北東北から出陳された声良鶏の鳴
き声を披露する謡合(うたいあわせ)大会が開かれています。声良鶏は昭和57年に鹿角市
の鳥に選定されています。
▼相川善一郎 作「声良鶏像」 花輪駅前ロータリー
▼マンホールの蓋にも声良鶏のレリーフが・・・
▼「声良鶏」 11月25日撮影
大館郷土博物館「秋田三鶏記念館」では、声良鶏・比内鶏・金八鶏が飼育展示
されていますが、秋田市の動物園で発生した鳥ウイルス問題から今回は金網越し
からの見学となり全体を見ることができませんでした。来年の干支が酉というこ
とで最近は取材や見学が増えているそうです。見学は無料です。
※開館は4月〜11月(冬期は休館)午前9時〜午後4時半(毎週月曜日休館)
<問い合わせ>☎0186-48-2119 大館郷土博物館
十和田八幡平の紅葉もほぼ終わりを告げ、いよいよのシーズン到来を思わせる
白鳥の群が相次いで稲刈りの終わった田んぼで餌をついばむ光景があちらこちらで
見かけられるようになりました。
加えて周辺の山々も白くなる機会が多くなってきた鹿角の里の昨今で、11月18日
には秋田八幡平スキー場では安全祈願祭・スキー場開きがあり、いよいよウインター
シーズンの始まりです。
そんな中、本日17日も花輪スキー場・水晶山スキー場のゲレンデも雪化粧して
12月中旬のオープンを待っています。
2年後に全国高校スキー大会が開催される花輪スキー場
ジュニア・ファミリーに人気あるナイター設備を持つ水晶山スキー場
秋田八幡平スキー場周辺での、スノーシューによる雪上トレッキングも
随時受け付けご案内しておりますので楽しんでいただければと思います。
十和田八幡平観光物産協会へ
TEL 0186−23−2019
FAX 0186−23−7715
きりたんぽ発祥の地 かづの
きりたんぽ鍋美味しい季節ですよ !!!
小春日和に誘われて、今年最終日の十和田湖遊覧船/おぐら・中山半島巡り航路
で湖上から晩秋の十和田湖の景観を楽しんできました。
最終便(14:40休屋発)の乗客は日本人が5人ほどで後は中国からの団体観光客
約30人で船内放送は日本語と中国語でガイドしていました。
▽今年最後の遊覧船出航(休屋⇔休屋)
▽湖面から見た静かな佇まいの「乙女の像」
▽六万岩
▽穏やかな湖面から御鼻部山(1010m)を見る
▽航跡を残して中山半島から中湖へと進む
▽湖面から瞰湖台付近
▽五色岩
▽御倉山(690m)千丈幕
石川啄木が『鹿角の国を憶ふ歌』で「青垣山を繞らせる天さかる鹿角の国をしのぶれば
涙し流る。−」と詠んでいます。鹿角の里は盆地の周りを青垣山と呼ばれる垣根のような
緑の山々に囲まれています。その山々も間もなく冬将軍の季節を迎えようとしています。
☆石鳥谷から五の宮嶽(右)と折敷山(右)を望む
緑濃い山々に囲まれて・・・ 10月1日撮影
山の上部は紅葉が夕日に照らされて・・・ 10月24日撮影
山の上部はうっすらと雪化粧に覆われて・・・ 11月2日撮影
江戸時代の紀行家 菅江真澄は文化4年(1807)旧暦9月21日紅葉の銚子瀑布を見るために
大湯、箒畑、白沢を経て大湯川の止滝、銚子滝などを訪ねて滝や紅葉の風景を描いています。
(『十曲湖』所収)
真澄が描いた風景と現在の風景を比較してみました。
☆止 滝
◎真澄が描いた風景
「刀満利多企。瀑布高きこと四丈はかり、ふかさはかりかたし。
此水をかきり鱒ののほることあたわし。さりければ止瀧の名におへり」真澄
▽現在の風景 平成28年10月29日撮影
☆銚子滝
◎真澄が描いた風景
「銚子瀑、東に向かひて落つ。瀧の明神、温泉の瀧の流れ 七石と累巌あり」真澄
▽現在の風景 平成28年10月29日撮影