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- 2019.07.29 Monday
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玉川温泉の玉川薬師神社付近は病気を癒す効果があるのか、岩盤浴に訪れる
人が絶えず、その場所を目当てにしている人もいるようだ。そのさなかに思わ
ぬ珍客を目にした。よく見ると痩せた狐であった。人を警戒する様子はなく餌
をもらえるのを期待してじっと待っている様子。自然界で生きていくのもなか
なかきびしいようである。
秋田・岩手の両県をまたぐ八幡平アスピーテライン(現 県道23号線)の山岳道路が供用され
たのが昭和45年8月15日で、間もなく46年目となります。
道路の県境は八幡平山頂駐車場の向かい側に県境の標柱が建っており、その脇から八幡平頂上
への遊歩道が整備されています。
☆八幡平アスピーテライン「秋田・岩手県境」
☆県境付近から見た秋田県側の道路
☆県境付近から見た岩手県側の道路
☆八幡平山頂 標高1,613m
山頂は岩手県八幡平市に属する。地殻変動によりそれまでの標高から1m低くなり
1613mになったことが2011年10月31日、国土地理院から発表されている。
八幡平頂上から蒸ノ湯温泉へ至る八合目登山道の左右に池塘が並び、総称して
「田代沼」と呼ばれています。北側を南部沼、南側は秋田沼と呼んでいます。
道の北側が旧南部領(鹿角)南側が旧秋田領(仙北)であったことの名残りです。
☆八幡平八合目「田代沼」 標高 1,493m
田代沼付近の道標
▽秋田沼
▽南部沼
「田代沼」は蒸ノ湯から八幡平に登る時は、ちょうど中間点でもあり、ゆっくり
一息つける場所であった。今はアスピーテラインの田代沼入口から歩いて5分程
で立ち寄ることができるようになった。
八幡平山頂から北西0.6km地点の秋田・岩手の県境「藤助森」に次のような
詩碑が建っている。昭和33年4月6日八合目付近で遭難した方の詩で、その友人
の方が建立したものといわれています。
山を愛し、山に徹し、山に潜る
嗚呼、遥けくも、来つるものかな雪の八幡平
吾一人雪波乗り越えて、はや走り行かんと八幡平の嶺
昭和33年7月31日建立
☆藤助森 標高1604m
山の由来である阿部藤助は切留平から八幡平頂上までの登山道を開発
その途中の山を地元の人たちは「藤助森」と呼んで親しんできました。
藤助の功績を知った盛岡在住の方の尽力により、平成24年3月に「藤助森」
が国土地理院の地形図に掲載されました。
☆藤助森付近に建つ道標
藩政時代、毛馬内仁叟寺前を起点とし、小坂、濁川を経て若木立を過ぎ、山あいの道を進み
藩境の「坂梨峠」を越えて、碇ヶ関に達する「濁川街道」が通っていました。
現在の国道は細越団地付近から先は、旧道とほぼ同じルートで北上していたと思われます。
☆県境「坂梨峠付近」から秋田県小坂町方面
☆県境「坂梨峠付近」から青森県平川市方面
☆史跡「南部・秋田・津軽藩境 炭塚森」 入口
南部(現小坂町)秋田(現大館市)津軽(現平川市)の藩境が現在秋田・青森の県境に
なっている「炭塚森」576.6mですが、藩のあいだで地域一帯の鉱山や杉の領有を巡って
争いが絶えなかったことから、三藩で協議の末、延宝5年(1677)7月藩境の目印として
塚を盛り、その中に炭を埋めたとされています。
炭塚森は坂梨峠から南西に2.5kmの地点に位置。以前は森林管理局により巡視のため
の刈り払いがされていたようですが、現在は笹薮に覆われているようなので下草がはえる
前に訪れてみたいところです。
鹿角市大湯にある縄文時代を伝える遺跡、「大湯環状列石」。
国の特別史跡にも指定されており、縄文の文化を伝える貴重な遺跡として
市内外の人々から親しまれています。
北東北そして北海道には、縄文文化を知るうえで貴重な遺跡が数多く
残されており、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産登録を
目指しています。
<北海道・北東北の縄文遺跡群>プロモーション映像
※外部サイトに接続されます。
大湯環状列石には「野中堂遺跡」と「万座遺跡」という二つのストーン
サークルがありますが、この遺跡を一直線に結ぶ先が夏至の日没の位置に
当たることをご存知でしょうか。
このことは、縄文人が天体(太陽)の動きを非常に意識していたと考え
られています。毎年夏至の日、大湯ストーンサークルでは日没の時刻に
合わせ「夕日を見る会」が開催されています。
縄文人も見ていたであろうこの景色は、私たちを縄文の世界にタイム
スリップさせてくれます。
◆───−--- - - INFOMATION- - - ---- – -−───◆
鹿角へお越しの際は、まず初めにこちらへお立ち寄りください!
JR鹿角花駅前観光案内所 ☎0186-22-0108
十和田八幡平の案内人が鹿角をディープにご案内いたします。
観光情報・道路情報等をご案内しております
十和田八幡平観光物産協会 ☎0186-23-2019
http://www.ink.or.jp/~kankou18/
Facebookはコチラ >>> https://www.facebook.com/kankou18/
Twitterはコチラ >>> https://twitter.com/zippatikyoukai
中滝から分かれ、国道104号線を三戸方面に向かうと毛文字坂付近が秋田県と青森県の県境
となります。藩政時代までは来満街道と呼ばれていた旧道が三戸方面への道として利用されて
いました。
☆秋田・青森県境の毛文字坂付近
☆「県境」秋田県鹿角市側
☆「県境」青森県田子町側
☆国道と来満街道の合流地点(毛文字坂付近)
☆県境付近の旧道との合流地点に建つ「鹿角街道」の石碑
市内のスーパーや産地直売所では、今が旬のブルーベリーが
たくさん出始めています。
そのまま食べても良し、ジャムにしても良し!
皆さんはもう食べられましたか?
ここ鹿角では、ブルーベリーの摘み取り体験ができる施設が
あります。
鹿角市花輪にある「精果園」(せいかえん)さんです!
精果園さんのブルーベリーは、なんと毎日クラシックを聴きながら
育っているんです!
大粒で美味しいブルーベリーがまさに鈴なり!
時間を忘れて夢中になります
三連休は明日で最後ですが、ぜひご家族やお友達の皆さんと、
お出かけになってみてくださいね!
精果園さんのホームページ http://www.kazuno-seikaen.com/
【ブルーベリー摘み取り体験】
開催時間 午前10時〜午後4時
入園料(税込) 中学生以上540円 小学生210円
ブルーベリーの苗木も販売しています!
◆───−--- - - INFOMATION- - - ---- – -−───◆
鹿角へお越しの際は、まず初めにこちらへお立ち寄りください!
JR鹿角花駅前観光案内所 ☎0186-22-0108
十和田八幡平の案内人が鹿角をディープにご案内いたします。
観光情報・道路情報等をご案内しております
十和田八幡平観光物産協会 ☎0186-23-2019
http://www.ink.or.jp/~kankou18/
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大正3年(1914)宮川村村長に就任した阿部藤助は地域の振興のためには八幡平の開発が
必要として、昭和初頭、トロコまでしかなかった林道整備のために、営林署に多額の寄付を
行っています。当時、トロコから玉川温泉までは山道で後生掛温泉へは玉川温泉から越えて
行かなければなりませんでした。また、トロコから蒸の湯への山道は荒れていて物資の運搬
や人の移動は牛馬がなければ困難であったといいます。
昭和9年(1934)には湯瀬の関直右衛門がトロコから玉川温泉を県道整備にと多額の寄付
を行っています。その年に直右衛門らは朝日新聞記者、随筆家の杉村楚人冠を八幡平登山に
招きましたが、楚人冠はトロコで落馬事故に遭い、湯瀬で静養の後、事の顛末をアサヒグラフ
などに連載し「八幡平」が全国に知られるようになりました。
☆八幡平開発先覚者顕彰碑(切留平 八幡平神社)
阿部藤助・関直右衛門の功績が刻まれている。
近くにミズナラの巨木(市指定天然記念物)が聳えている。
☆楚人冠落馬記念碑(トロコ)
そばに楚人冠落馬記念碑前「バス停」がたっている。
「我行荒草裏 汝又入深林」 昭和10年夏 楚人冠撰・書
(我は荒草裏に行き 汝は又深林に入る)
八幡平大沼にある「八幡平ビジターセンター」で国立公園八幡平指定60周年記念として
八幡平の歴史を紹介した特別展示が開催されています。(7月18日まで展示)
<問合先>八幡平ビジターセンター ☎0186-31-2714
http://blog.goo.ne.jp/hatimantai/