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- 2019.07.29 Monday
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鹿角と仙北を結ぶ山道は古くから開けていたと見られ、藩政時代には熊沢集落に御境番所が
置かれていました。この山道は熊沢川の渓谷に沿って遡り、大場谷地に出て鹿湯(玉川温泉)
を経て五十曲につながっていたと考えられています。
鹿角の伝説に「夜明島伝説」があり、一夜のうちに湯瀬渓谷に橋を架けた天狗が、今度は
夜明島川に橋を架け仙北につながる道にしようとしたが未完成に終わったというお話ですが
仙北への道が大変な難路であったことを暗示しています。
☆大場谷地湿原(標高970m) 6月28日撮影
☆鹿角市と仙北市の境付近(国道341号線)
ー仙北市方面ー
−鹿角市方面ー
後生掛自然研究路(分水嶺)
オナメ・モトメ、紺屋地獄の先にある茶屋のあたりと十字架岩を結ぶ小さな尾根が
分水嶺にあたる。尾根の北側は澄川、熊沢川を経て米代川に注ぎ、南側は湯田又川、
玉川を経て雄物川に注いでいる。鹿角と仙北の境界でもあり、藩政時代までは藩境であった。
☆紺屋地獄付近から見た十字架岩